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エベレスト街道3パストレッキングへの挑戦!3日目(ナムチェバザール高地順応)

【ナムチェバザール(3440m)高地順応】
朝起きると窓の外にはこんな景色です。幸せ(*^^*)
宿選び大成功!!!
左のカッコいい山はエベレストトレッキング前半の主役の一人タムセルク Thamserku(6623 m)です。

この日は高地順応のためナムチェバザールの北側にある丘を登って、シェルパの村やエベレストが見えるというホテルを訪れます。
泊まっているAlpen Lodgeはナムチェバザールの北西にある斜面上方にあるので、そのまま町の裏手にあるトレッキングルートに出ることができます。
そして町から少しあるいただけでこんな景色が広がっています。
左側のゴツゴツした山がクワンデ Kwangde(5999m)、右手奥の雪山がAngole(6943m)です。
この角度からは見えていないのですがクワンデの主峰はKwangde Rhoまたはコンデ・リ Kongde Ri(6187m)といいます。

なんでそんなに山名がわかるのかっていうと、ただ単にスマホアプリのPeakFinderを使っているからです。
スマホをその山の方向にかざすだけでこんな風に山名と標高が確認できちゃいます。
有料アプリ(610円)ですが、一度インストールすれば、世界中の山が確認できるので山好きには超おすすめです!

しばらく登ると突如運動場のようなだだっ広い場所が現れます。

これは飛行場でした。シャンボチェ空港といってもともとは本日行くホテルエベレストビューのために作られた専用の飛行場でした。

これはモフモフ具合からするとゾッキョというよりヤクのような気がします。

ナムチェバザールの北に聳えるクンビラ Khumbira(5761m)の麓にはクンデとクムジュンという2つの村があります。
クンビラ山は「クーンブ(この地方の名前)の神」という意味を持ち、聖なる山として崇められており、立ち入りは禁止になっています。
ナムチェから時計周りで最初に着くのがクンデ Khunde(3840m)。

村の入り口にはこのようなゲートが。

そして大きなストゥーパ(仏塔)が。
ちなみに卒塔婆の語源はストゥーパから来ています。

クンデから東に向かうとクムジュン Khumjung(3780m)です。進行方向の右手にはタムセルク、左手にはもう一つの主役である鋭鋒アマダブラム Ama Dablam(6856m)が見えます。

クムジュンに到着。クンデ、クムジュンともにシェルパ族の里であり、シェルパ族のテンジン・ノルゲイとともに世界初のエベレスト登頂を果たしたエドモンド・ヒラリーはクムジュンに小学校を建設しています。

クムジュンの地元の子供とZ君。

クムジュンの町の入り口にあるマニ車。マニ車はお経が書かれた車を手で回すことで、マニ岩同様そのお経を読んだこととされます。
昨夜見た映画の主人公である伝説のガイド、プルバ・タシ シェルパの出身地がこのクムジュンであり、登山に向かう際にこのマニ車を回している描写があったので、私は一人でテンション上がっていましたが、
Z君はたいして興味がなかったようです。

クムジュンを出てしばらく坂道を登るとホテルエベレストビューに到着。標高は3880m、富士山頂よりも高いです。
この標高でこの階段は結構辛いです。

玄関前。
このホテルは約50年前にこの地からエベレストを仰ぎ見た一人の日本人により建てられたホテルです。
ホテルエベレストビューの歴史はこちらに詳しくのってます。

カフェからはヒマラヤの山々が一望、できるはずなんですが・・・
右がアマダブラム、左が世界第4位のローツェ Lhotse(8516m)。天気が良ければローツェの後ろにエベレストも見えるのですが。
とはいえ定山渓ビューホテルとはビューの格が違います。

レモネードでインスタ映えを狙ってみましたが、天気も悪くイマイチ。

天気が良ければこんな感じ。

エベレストとローツェの拡大図。

ホテルエベレストビューを後にして、ナムチェに戻ります。
今度はクワンデが正面に見えます。

左手にはタムセルクが。

しばらく下ったところに富士山山頂とほぼ同じ高さの標識が。ここに新たな宿泊施設ができるみたいです。
後ろはクンビラ。

ナムチェが見えてきました。本当に斜面にへばり付くように町ができています。

私は海外に長く出ていてもそれほど日本食が恋しくならない質(たち)なのですが、Z君は出国から4日目にしてすでに日本食が食べたくてならないようで、
昼食は日本食レストラン「ともだち」で食べることに相成りました。

ジャーン!日本食メニュー。

ドド~ン!

これでもかという日本食のオンパレード。値段はちと高いけど。

色々悩んでカツ丼にしました。味噌汁が少し薄いなってくらいで、ほかは殆ど違和感なく美味しく食べられました。

Z君は親子丼。

午後はナムチェの町を買い物をしつつ見学して、

夕食はピザです。

この日は約7.5km歩き、500m程度の標高を稼ぎました。所要時間5:07、うち移動時間3:37。最低標高3383m、最高標高3880m。
体調はいまだ申し分なく、高地順応はうまくいきそうです。
ただ高所では『水分はどんなに摂っても取りすぎるということはない』という私のバイブル「神々の山嶺」の深町の教えをしっかり守り過ぎていたせいか、はたまた標高が高いためなのか、夜トイレがとにかく近くて、相変わらず眠りが浅く、睡眠不足状態となっているのが気がかりです。
「どのみちトイレが近いんなら最初からダイアモックス飲んどいても良かったんじゃ」などと中々眠りにつけないなかそんな思いもよぎってきます。
翌日はテンボチェ方面へ行けるところまで行きます。

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