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11.72020
エベレスト街道3パストレッキングへの挑戦!4日目(ナムチェバザール~パンボチェ)

【テンボチェ Tengboche(3876m)へ】
2泊を快適に過ごしたAlpine Lodgeを名残惜しくも出発し、本日はエベレスト街道を先に進みます。
目的地はテンボチェまたはデボチェ、行ければその先のパンボチェです。朝少し早めに出て、行けるところまで行きます。
Alpine Lodgeからのパノラマ。
ナムチェバザールの中心部は通らず北東側から町を出ます。
本日は谷沿いに延びている道をタムセルクを左手に見ながら進みます。
町を出たところにある案内看板。
Milletのドライナミックメッシュを着たセクシーなお姿をこれでもかとばかりに見せつけるZ君、そしてタムセルクの雄姿。
一見ただの変態に見えるがそれだけではない。汗冷えを恐れる彼は山行ではドライナミックを常に着用しているのです!
空の青さがとても綺麗です。
前方にはアマダブラムが見えます。
私の今回の山行スタイルです。65Lザックの後ろにRAV POWERのソーラーチャージャーを付け、モバイルバッテリーやスマホを充電しながら移動しています。
モバイルバッテリーやモバイルスピーカーで有名なANKERのものと迷ったのですが、これは逆流電防止機能があり、曇りなどで発電能力が下がっている時にモバイルバッテリー等の放電が防げるということで選びました。
エベレスト街道の多くのロッジで充電が有料なのでこれはかなり重宝しました。
前方には前方右手にアマダブラムが。中央にローツェが!ローツェから左に続くギザギザの峰々がエベレストのカーテン、ヌプツェ Nuptse(7861m)です。
そしてその時は気づかず帰って写真を見ていてわかったのですが、実はこの写真の中にエベレストも写っていました。
どこにあるかわかりますか?答えは後ほどです。
道沿いにあるストゥーパで、アマダブラムとローツェをバックに記念撮影。
ローツェ、ヌプツェの左側にある山の中で真ん中の一番高いのがタボチェ Taboche(6495m)です。
紅葉(黄葉)が進んでいます。
ローツェのアップです。
サナサ Sanasa(3600m)という村につきました。
後ろを振り返ると昨日クンデ、クムジュンから見た聖山クンビラがこんな近くに。ナムチェから随分歩いてきていたはずですが。
実はここまでの道は、クンビラの周りを反時計回りにぐるっと回るようなルートでした。
サナサからは我々が向かうエベレストベースキャンプへの道とゴーキョへの道だけでなく昨日行ったクムジュンへの道があり、交通の要衝となっています。
早朝出発のため朝はビスケットとチャイで済ませていたので、サナサで遅めの朝食をとります。
朝食はシェルパシチュー!
そしてチャイとタムセルク。
カフェの庭にはキャベツ畑がありました。
サナサを過ぎると一転して急な坂道を下って川まで降ります。
川を渡ると再び急登が待っています。
その坂を登りきって振り返るとクワンデ(コンデ・リ)が!
PeakFinderはこのように実写と組み合わせてAR(拡張現実)的に使うこともできます。多少のズレもありますが十分です。
テンボチェ Tengboche(3875m)に着きました。
テンボチェはこの地域で最大のゴンパ(僧院)と大きなストゥーパがある村です。
丘の上にあるため景色がとても良く、明るい雰囲気の村でした。
ゴンパの後ろには聖山クンビラがあります。
そして前方にはアマダブラムとローツェ、ヌプツェが。そしてヌプツェの後ろに何かあるような・・・
山名確認!
Mount Everest!
やはり!!!
エベレスト Everest(8848m)です!
とうとうこの目で見ることができました。
ヌプツェの後ろにはっきりと。
テンボチェの食堂でエベレストを見ながらの昼食です。
これは確かフライドポテトだったはず。私がよく知っているフライドポテトとは違いますが、美味しかったです。
【パンボチェ Panboche(3985m)へ】
まだまだ行けそうなので先に進みます。
テンボチェを過ぎると緩やかな下りが待っています。
隣のデボチェ Deboche(3775m)は一転してしずかな雰囲気の村です。
犬がすやすや。
このパラボラアンテナみたいなのは太陽熱でやかんのお湯を温めるシステム。
坂を下り切ると再び渡河です。
橋の上からのアマダブラム。
アマダブラムとストゥーパ!Theヒマラヤって感じです。
この山、本当に絵になります。
再び坂を登るとパンボチェ Pangboche(3980m)の村に到着です。
これは水力マニ車!水の力でマニ車がぐるぐる回り、辺り一面に功徳を撒き散らしています。
村の中心部を通り過ぎ町の東外れにあるのが今夜の宿のSonam Lodgeです。町の東端ならきっと景色がいいだろうと思い選んだのですが、見事に大当たりです。
宿の目の前にはアマダブラムと、ローツェ、ヌプツェ、そしてエベレストが!!
ここは今回のトレッキングの中でも1・2を争う快適なロッジでした。
Z君は頑張って働いている宿の女の子にちょっかいを出して、
写真を撮ったりして、そうやって夕方までの時間を潰しています。
待っていたのはこの時間!夕日に染まるヒマラヤの山々!
日が傾いてきても、世界で最も高い山にだけは最後まで日が当たり続けます。
夕食はモモとピザ!
この日の歩行距離は約15kmとこれまでで最長。それに大きなアップダウンもいくつかあったのですが、それほど疲れはなく、体調もすこぶる良いです。
所要時間8:17、うち移動時間4:54。最低標高3280m、最高標高3985mでした。
パンボチェの村からはアマダブラムのベースキャンプに行くことができるとのことです。
当初の計画では翌日はディンボチェ方面に進むことにしていたのですが、折角なので予定を変更して麗峰アマダブラムを間近で見てみることにしました。
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