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エベレスト街道3パストレッキングへの挑戦!7日目(ディンボチェ停滞)

【ディンボチェ停滞&高地順応】
夜中に3度ほど吐き気をもよおし、トイレに駆け込みました。もう吐くものもありません。
これはちょっとまずいかなと思ったのですが、朝になると体調は少し良くなっていました。
吐き気はなくなり、食欲も回復。スープぐらいなら問題なくいけるようになりました。
とはいえ、体のだるさは残っているのでこの日はディンボチェにもう一泊することとし、日中は前日に途中まで登ったナンガゾン Nangkar Tshang(5083m)を登れるところまで登ってみることにしました。

いざ歩いてみると前日ほどのだるさは無く、なんとか登れそうな感じです。

前日の最高到達点まで来ました。
ここで休憩しているとちょうどアマダブラムの真上にある太陽の周りにハロ(日暈)がありました。

前日は余裕がなく撮っていなかったパノラマ写真なぞを。

ベースキャンプ到達後に向かう予定の2つ目の峠チョラパス方面です。正面やや左の一番手前にある山がタボチェ、その右の独特な形をした山がチョラツェ Cholatse(6440m)。
その奥の黒い山がArakam Tse(6423m)です。
チョラツェの足元にはチョラ湖が見えます。チョラパスはこの湖のずっと奥にあります。
そして右奥の方にある真っ白な山が世界第6位の高峰チョ・オユー Cho Oyu(8201m)です。

わかりにくいので上の写真右端の拡大図を。
右の真っ白い山がチョー・オユー。

体調は悪くないので、昨日の最高到達点を越え、さらに進みます。山頂に近づくと足元が岩場になります。

ナンガゾンの真のピークは恐らく右側の岩峰だと思いますが、安全に歩けるのはこの辺りまで。
手元の高度計では5087mとなっていました。ついに標高5000mを超えました!
中央左手の山がポカルデ Pokalde(5806m)です。この山の後ろに我々が目指すコンマラパスがあります。

アマダブラムです。ここから見るとまた随分と形が違って見えます。

チョラパス方面です。

そしてマカルーと美しいヒマラヤ襞を有する山々。

世界第5位のマカルー!

エベレストに似た形の山ですが山頂がちょろんとなっているのが私的にはチャームポイントです。

パノラマ写真です。一番左がアマダブラム、真ん中がタボチェ、チョラツェ、一番右の雪のない山はポカルデです。

少し撮る方向を変えて。
とにかく絶景です。

下山後は宿の向かいにあるオシャレなカフェ Cafe 4410でティータイムを。ここは欧米人でとても賑わっており、メニューもとても小洒落ておりました。
我々はケーキセットを食べました。
奥にはシアタールームがあり、ちょうど映画「エベレスト3Dが上映されていました。
この映画は1996年にエベレストで実際に起きた大量遭難事故の物語で、原作であるジョン・クラカワーの「空へ ―エヴェレストの悲劇はなぜ起きたか」とともに、今回のトレッキング旅行の前に予習として何度も見ていました。
この事故は有名な登山家であったロブ・ホール率いるアドベンチャー・コンサルタンツとスコット・フィッシャー率いるマウンテン・マッドネス隊が、行き過ぎた商業登山の隆盛によるエベレストの混雑や登山参加者のレベルの低下、悪天候の結果として5名の遭難死者を出してしまった事実を描いたものです。
こういったエベレストでの事故にまつわる様々な映画や漫画、小説を事前に見て我々は高山病やヒマラヤの気象条件の厳しさを恐れ、それに対する準備を入念にしてきたのです。そのため我々の行動は慎重すぎるのかも知れません。

エベレスト街道の携帯電話の通信事情についてですが、ここまではNamaste、N-cellとも集落では何とかつながっていたのですが、ドンドン通信状態は悪くなっていました。正直どちらが良かったというレベルではなく、エベレスト街道ではルクラ、ナムチェを除いてどちらも悪いという感じでした。
そこでこの先もっと通信環境が悪化すると見込まれることからEverest Linkという提携ロッジのWi-Fiが使えるカードを買いました。
予想通りこの先はスマホでの通信はほぼできなくなってしまったので、Everest Linkを買ったのは正解でした。ロッジのWi-Fiもかなり遅く、ロッジによっては夜間はWi-Fiが使えなくなることもあったのですが、NamasteやN-cellに比べればまだマシでした。ただ不思議なことに地元のガイドやポーターの方はこの先さらに進んだ氷河の上なんかでも携帯電話で普通に会話をしてたんですよね。データ通信は駄目だけど音声通話はいけるということだったのでしょうか?それとも別の回線があったのか?正直今となっては謎なのですが。
さて、体調は少しづつ良くなっているのですが、ここで停滞して一日余分にかかってしまったこと、この状態で20kg近い荷物を背負って標高5535mのコンマラパスを越えることへの不安から2人で話し合ってコンマラパスを越えることは断念し、そのままエベレスト街道を進むことにしました。
とても残念ではありますが、仕方ありません。
ということで次回からブログタイトルは「エベレスト街道3パストレッキングへの挑戦!」から「エベレスト街道2パストレッキングへの挑戦!」へ変更して、皆さんへお届けすることにします。
この日の移動距離は4.4km。経過時間3:59、移動時間はGPS不調のため不明。最低標高4394m、最高標高5087m。

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